三世代が住む注文住宅の設計

両親が所有している土地に子育てとやがて訪れるかもしれない介護のことを意識して、中野市の工務店で評判なところに依頼して家を建てることになりました。両親の所有している土地ということで、土地の取得費用が必要ありませんでしたし、建設費用を折半するという条件になったので、住宅ローンを組まなくともギリギリ何とか資金を準備できました。

両親と自分たち、そしいぇ子供の三世代が同じ敷地に同居することになったので、果たして調整がうまくはかどるかが心配でした。しかし青梅市で評判の良かったアネストさんという工務店が過去の建設事例をいくつも見せてくれて、今のことだけでなく、将来もうまくいくような提案をいくつもしてくれました。

分譲一戸建てのようにパッケージとなっていれば、妥協してしまう箇所もあったことでしょう。しかし設計段階から関われるとなると、家族の思わぬ意見があることもわかりました。特に両親が地域の方を安心して招くことのできるバリアフリーのスペースがほしいと言い出したときには、当初は驚きました。

しかし確かに最近はなかなか地域の交流も疎遠になりがちですし、まして人の家に招くという機会はなくなってきているので、なるほどと感じ入って設計に取り入れてもらいました。